教えて!センパイ!

交通量調査編

本日のお仕事

交通量調査

タピオとクエ彦がアルバイトで訪れたのは交通量調査のアルバイト。
難しい仕事ではありませんが、根気と集中力を必要とするお仕事です……が、こんがり日焼けしちゃうタピオや、みるみるうちに毛が伸びるアンゴラ森先輩とか、いろいろ気になって仕事が手につきそうにありません……。

実際に働いている方にお仕事のアレコレ、聞いて見ました!

取材協力:株式会社サーベイリサーチセンター
交通量調査はどんなお仕事ですか?
街づくりとか、都市開発といったことにつながるのですが、例えば「道路の渋滞を解消したい」といった設計変更の場合、「その道路の実情、使用状況はどうなっているのか?」を調査することになります。
その調査として実際に道路を使用している車の台数を数え、実情を把握することが必要で、非常に重要なお仕事だと思います。
このお仕事に一番やり甲斐を感じる部分はどこですか?
以前にとある交差点を調査して、調査終了後しばらくしてその地点を訪れた際にその地点の形状が変わっていたりすると、自分たちの調査の結果によって何がしかの成果が表れてきたと感じることがあります。

また調査した地点の開発情報がニュースなどで発表されたりすると、やりがいや実感を感じることがあります。
このお仕事に向いているのはどんなタイプですか?
そこまで難しい仕事ではありませんが単調作業になりやすいので、その点では根気とか忍耐力がある人が望ましいと思います。

また、はたから見るとボタンをポチポチ押しているだけのように見えますが、その一台一台が数値やデータとなってくるので、そういう意味では責任感が強い方などに来ていただきたいですね。
計測用のカウンター以外でこのお仕事ならではの必須のアイテムなどはありますか?
必ず調査員にはお願いしているのですが、電波時計など時刻をきちんと合わせた時計を用意してもらいます。調査のためにいろいろな地点に配置された調査員が、基準の時間を合わせて正確な情報を得るために必要なものになっています。
また夜暗くなってきたときに手元を照らすのに必要な懐中電灯があります。

あとは夏場の熱中症対策などの水分補給や逆に寒い時の防寒具などでしょうか。
調査員経験が長い人ほどパイプ椅子の上に敷ける座布団やひざ掛け、スキーウェアのような防寒具が充実してきますね。
お仕事中にあった、変わった出来事や面白かったことなどを教えてください。
全然関係ない方から差し入れをもらったりとか……細い路地でずっと計測している調査員がいて、目の前の家の方から「何やっているの?」と声をかけられて「大変でしょう?」と飲み物とかをいただいたりすることもあります。そういうのは結構ありがたいです。

あとはめったにありませんが、調査地点の目の前でドラマのロケが始まったことがありました。普通に通行していると立ち去らなければならなかったりしますが、こちらは仕事でずっといるので、周りの状況が変わってもそのまま観察したりしています。
あなたにとって(一言でいうと)この仕事とは?
地道な作業ではありますが、街づくりや都市開発につながる責任あるお仕事だと思います。
そういった部分に面白さを感じてもらえる方は、ぜひ一緒にお仕事できればと思います。