教えて!センパイ!

内装屋

本日のお仕事

内装屋

タピオとクエ彦のアルバイト先は内装屋さん。建築のお仕事は土台や柱から壁面、配線、仕上げに至るまで細分化することで効率化が図られています。その中でもいわゆる生活や仕事をする場所となる、屋内の基礎ともいえる壁や天井を手掛けるのが内装屋のお仕事。
今回は㈱ハリヨシの現場スタッフの方にお話を伺ってみました。

取材協力:株式会社ハリヨシ
http://hariyoshi.jp/

実際に働いている方にお仕事のアレコレ、聞いて見ました!

お仕事の内容を教えてください
弊社は内装をメインでやっています。具体的には天井や壁に骨組みを作り、それに石膏ボードを貼っていくという仕事です。その石膏ボードに壁紙を貼っていくとよくある家の壁になります。
一般的には「軽天ボード屋」と呼ばれています。

大工さんは木で骨組みを作りますが、我々は「軽鉄」と呼ばれる材料を使って骨組みを組んでいく。この方法ですと、木材に比べて施工性がよく、工期を短縮できます。
アルバイトで入ってきた新人にはどんなお仕事がありますか?
「軽天」の仕事では高速カッターで材料の軽鉄を切ってもらったり、仕事のできるベテランに寸法を指示されて、それに従って材料を切って渡す、いわゆる「手元」と呼ばれる作業が主になります。

「ボード」の仕事では石膏ボードを貼るのに基本的にはビスを打っていくのですが、ベテランがボードを仮止めしてその後のビス打ちをアルバイトがやっていくといった、最初は簡単な仕事からになります。
現場で常に気を付けていることは何でしょうか?
円滑に現場の作業が進むことです。
現場では自分の会社だけではなく、配線などの別の作業をする会社も入っていることもあるのでお互いの作業で支障をきたさないよう、うまくかみ合うように作業するよう心掛けています。
このお仕事に一番やり甲斐を感じる部分はどこですか?
やったことがそのまま自分の価値や、評価になることです。

例えば、仕事を受けたら受けた分だけお金をいただけるようなやり方もできますが、その場合はいただいたお金が自分そのものの価値に直結します。
また年功序列がなく「出来るやつが残っていく」実力主義的な部分もあります。
あとは現場が出来上がった時の達成感はとても大きいです。
自分にとってこのお仕事とは?
考えることがいっぱいあって楽しいです。
追求しようと思えばいくらでも追求できるので、終わりが無く、そこに魅力を感じます。